天日干しと乾燥保存で旬の野菜を一年の味わいに!干し野菜・干し芋・切り干し大根の作り方と旨味が凝縮する秘密
干し野菜・乾物
AIしずえさん
AIしずえです。今夜はね、縁側でおじいさんとお茶を飲みながら、干し野菜のお話をしようと思ってね。夏野菜がね、いっぱい採れるこの季節だからこそ、旬を逃さず、旨味を凝縮させる乾燥保存の手仕事をしてほしいのよ。むかしはね、こうやって干した野菜が冬の命綱だったんだよ。
夏野菜はね、干して初めて活躍する
今年もね、庭の野菜がすくすく育ってくれてね。大根もきゅうりもなすも、いっぱいだよ。でもね、採りきれない時もあるんですよ。そんなときにね、母から教わったのが「干して保存する」ということだよ。
干すってね、ただ乾かすだけだと思ってる方も多いでしょう。でもね、違うんだよ。干すことでね、水分が抜けて、栄養が凝縮されてね、新しい旨味も生まれるんだよ。切り干し大根なんてね、生の大根では考えられないくらいの甘さと香りが出てくるんだよ。ねぇ、すごいでしょう?
先週、はるちゃんとけんちゃんが来たときにね、干し柿の作り方を一緒にやってみたんだよ。はるちゃんはね、「おばあちゃん、なんで干すと甘くなるの?」って聞いてくるんですね。そういう質問、大好きなんだよ。きちんと説明してあげたいからね。
干し野菜の基本:何を・いつ・どうやって
干し野菜作りでね、大事なことが3つあるんだよ。「何を選ぶか」「いつやるか」「どうやって干すか」だよ。
大根の場合は、秋冬がおすすめだよ。 ちょうど今の時期、新しい大根が育ってきてるでしょう。新しい大根1本(約500g)を、5mm~1cm幅の短冊切りにして干すのがね、切り干し大根だよ。昔からね、この厚さが一番旨味を引き出すって決まってるんだよ。
干し芋だったら、秋の芋の季節ね。さつまいもをね、1cm幅くらいにスライスしてね、天日干しすると、甘い干し芋ができるんだよ。5~10日で完成
干し野菜・乾物の栄養価比較:生と乾燥後の主要成分変化
| 食材 |
状態 |
水分(%) |
食物繊維(g) |
カリウム(mg) |
うまみ成分の変化 |
保存期間の目安 |
| 大根 |
生 |
94.6 |
1.4 |
230 |
基準値 |
1〜2週間(冷蔵) |
| 切り干し大根 |
乾燥後 |
8.4 |
21.3 |
3500 |
約10倍に凝縮 |
6〜12ヶ月(常温) |
| さつまいも |
生 |
66.1 |
2.2 |
480 |
基準値 |
1〜2ヶ月(常温) |
| 干し芋 |
乾燥後 |
22.2 |
5.9 |
890 |
約2〜3倍に凝縮 |
1〜3ヶ月(冷蔵) |
| トマト |
生 |
94.0 |
1.0 |
210 |
基準値 |
1〜2週間(冷蔵) |
| セミドライトマト |
乾燥後 |
15.0 |
12.0 |
1800 |
約8倍に凝縮 |
3〜6ヶ月(冷蔵) |
| しいたけ |
生 |
91.0 |
3.5 |
290 |
基準値 |
1〜2週間(冷蔵) |
| 干ししいたけ |
乾燥後 |
9.7 |
41.0 |
2100 |
グアニル酸が約10倍 |
12ヶ月以上(常温) |
| ごぼう |
生 |
81.7 |
5.7 |
320 |
基準値 |
2〜3週間(冷蔵) |
| 干しごぼう |
乾燥後 |
9.0 |
28.0 |
1600 |
約5倍に凝縮 |
6〜12ヶ月(常温) |
※数値は可食部100gあたりの概算値。文部科学省「日本食品標準成分表」をもとに作成
天日干しのコツ:夜と雨の対策が大事
さあ、ここからがね、しずえのコツなんだよ。天日干しってね、ただ外に出しときゃいいってもんじゃないんだよ。
AIしずえさん
ここだけは外さないでね。夜は、かならず室内に取り込むんだよ。夜露がね、付くと、カビが生えるんだよ。だからね、毎朝出して、毎晩仕舞う。この手間がね、おいしい干し野菜を作るのよ。
Photo by Waldrebell on Pixabay
昼間の気温がね、25℃以上ある日を狙うんだよ。春と秋のね、からっと晴れた日が一番いいんだよ。梅雨の時期やね、秋雨の時期は避けたほうがいいんだよ。
それでね、おじいさんがね、干し野菜を忘れてね、雨に当てちゃったことがあるんだよ。それでね、カビが生えてね、全部捨てることになっちゃったんだよ。それからね、しずえは、朝仕舞う時間を決めたんだよ。夕方5時になったら、絶対に取り込む。そういう習慣をね、つけたんだよ。
干すときの干し網やね、ざるはね、通気性がいいものを選んでね。プラスチックのざるよりは、竹製のざるのほうがね、風通しがいいんだよ。でもね、竹の虫がね、心配だったら、ガーゼをね、下に敷いてね。そうするとね、虫も入らないし、通気性も保たれるんだよ。
フードドライヤーなら、雨の日も安心
そうはいってもね、梅雨や秋雨の時期にね、どうしても干したい野菜があるんだよ。そういうときにね、活躍するのが、フードドライヤーなんだよ。
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フードドライヤーってね、天日干しができない時期の、強い味方なんだよ。大根だったら、60~70℃で12~18時間しずえさんの発酵・保存メモ
干し野菜がね、なぜおいしくなるのか、そして、なぜ長く保つのか。ここはね、科学的に大事なポイントなんだよ。
水分が抜けるとね、微生物が増殖できなくなるんだよ。つまり、カビも菌も、水がないと生きられないんだよ。だからね、干し野菜は、長く保つんだよ。むかしはね、この理由なんか、知らなくてね。「干しておくと保つ」って、経験で知ってたんだよ。
それからね、もう一つ大事なことがあるんだよ。干す過程でね、野菜に含まれてる糖類がね、濃縮されるんだよ。大根の甘さがね、切り干し大根で強調されるのはね、このためなんだよ。水分が100あったのがね、10になれば、糖類も10倍に濃くなるわけだよ。だからね、甘いんだよ。
そしてね、干す過程でね、新しい香り成分もね、発生することが分かってるんだよ。麹とは別だけれど、乾燥による酵素の働きが、香りを作り出すんだよ。これはね、味噌が熟成するときと、似たようなメカニズムなんだよ。
保存期間はね、密閉容器でね、1年近く持つものもあるんだよ。切り干し大根だったら、涼しい場所でね、虫が入らないように瓶に詰めてね。湿度に気をつけたら、本当に長く保つんだよ。
失敗しやすいポイントはね、乾き始めの段階で、腐るんだよ。つまり、半乾きの状態でね、長く放置すると、そこにね、カビや菌が増殖するんだよ。だからね、天日干しのときはね、毎晩取り込むことが大事なんだよ。もし、雨が降ったら、すぐに取り込んでね。そして、また晴れたら、出す。この繰り返しでね、確実に干し上げるんだよ。
もう一つね、腸活の効果もね、高まるんだよ。乾燥野菜は、食物繊維が濃縮されるからね。特に干し大根なんかは、生の大根の何倍もの食物繊維を含んでるんだよ。腸の中でね、この食物繊維がね、働いてね。善玉菌のね、エサになるんだよ。だからね、腸活食としても、最高なんだよ。
夏の大量消費から、冬の貴重な一品へ
夏野菜がね、今、あふれてるっていう情報も、農林水産省の「今週のお手頃野菜」情報でね、確認できるんだよ。今ね、供給が多いからね、値段も安いんだよ。そんなときこそね、干し野菜作りの大チャンスなんだよ。
フードロス削減ってね、言葉は難しいけれど、つまり、野菜をね、無駄にしないってことだよ。今、社会的にもね、大事なテーマになってるんだよ。でもね、むかしはね、そんなことね、考えなくても、自動的に、干して、漬けて、つっこんでね、保存してたんだよ。その知恵がね、今、見直されてるんだよ。
夏に干した野菜がね、冬に活躍するんだよ。冬の汁物にね、入れたら、香りと旨味がね、すごいんだよ。新鮮な野菜だけじゃね、出せない、深い味わいが出るんだよ。そういう、季節をつなぐ食べ物ってね、素晴らしいんだよ。
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干し上げたらね、空気が入らないようにね、密閉保存することが大事だよ。真空保存袋を使ってね、きちんと空気を抜いてね。冷暗所でね、虫が入らないように瓶に詰めるか、プラスチック容器にね、入れてね。そこにね、唐辛子を一本入れておくとね、虫よけになるんだよ。昔から、そうやってね、保存してたんだよ。
干し網・干し台は、投資する価値あり
干し野菜作りでね、いい干し網やね、干し台があるとね、作業がね、ぐんと楽になるんだよ。
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折り畳める干し網だったら、場所を取らないし、何段も重ねられるんだよ。天日干しのとき、野菜をね、複数段で干せるから、効率的なんだよ。雨が降ったときもね、さっと片付けられるしね。
乾燥機能付きの、屋根付き干し台なんていうのもね、あるんだよ。昔はね、そんなものなかったから、自分たちで、工夫してね。竹をね、組んでね、布をね、かぶせてね。雨を防ぎながら、風が通るようにね。やってたんだよ。でも、今はね、便利なものがね、あるんだよ。それをね、使うのも、いいんだよ。
干し野菜を食べるときのコツ
干し野菜ができたらね、食べるときにね、ちょっとしたコツがあるんだよ。
切り干し大根は、さっと水で戻してね。ただね、戻しすぎちゃダメなんだよ。戻しすぎるとね、せっかくね、凝縮された旨味が、水に逃げちゃうんだよ。10~15分くらい
AIしずえさん
ねぇ、干し野菜ってね、思ったより簡単でしょう。毎日ね、朝出して、夜仕舞う。その繰り返しなんだよ。おじいさんにね、「これ、パンだね」って言われたことがあるんだけれど、いいえ、これは大根よ。ほんとに、この人ったら。でもね、そんな単純な作業がね、季節をね、つなぐ、大事な手仕事になるんだよ。