
甘酒がね、昔からこんなに大事にされてるのは、ちゃんと理由があるんです。むかしはね、夏の栄養不足のときに、甘酒を飲んで体力を取り戻したもんだよ。今の言葉でいうと、これは「腸活」「免疫力アップ」になるんですね。お仕事で忙しい毎日だからこそ、週末にちょこっと仕込んで、平日の朝に一杯飲む。それだけで体が喜ぶんですよ。
甘酒って何?米麹甘酒と酒粕甘酒の違い
米麹甘酒 vs 酒粕甘酒:特徴・栄養・作り方の比較
| 比較項目 | 米麹甘酒 | 酒粕甘酒 |
|---|---|---|
| アルコール | ほぼ0%(ノンアルコール) | 微量含む(加熱で除去可) |
| カロリー(100gあたり) | 約81kcal | 約117kcal |
| 糖質 | 高め(ブドウ糖が豊富) | 低め |
| 主な栄養素 | ブドウ糖・必須アミノ酸・ビタミンB群 | たんぱく質・食物繊維・葉酸 |
| 腸活効果 | オリゴ糖・食物繊維で腸内環境改善 | レジスタントプロテインで整腸作用 |
| 作り方の難易度 | ★★★(温度管理が重要) | ★☆☆(溶かすだけで簡単) |
| 最適温度 | 55〜60℃を8時間キープ | 80℃以下で溶かす |
| おすすめ調理器具 | 炊飯器・ヨーグルトメーカー | 鍋・電子レンジ |
| 甘さの特徴 | 自然な甘さ(砂糖不使用でOK) | コクのある甘さ(砂糖を追加) |
| 保存期間(冷蔵) | 約5〜7日 | 約7〜10日 |
| こんな人におすすめ | 妊婦・子ども・アルコールが苦手な方 | 発酵食品初心者・手軽に始めたい方 |
※各種文献・食品成分表をもとに作成。栄養値は100gあたりの目安。
「甘酒」と言ってもね、大きく2つの作り方があるんです。
米麹甘酒(こめこうじあまざけ)
これはね、ご飯と米麹を混ぜて、あったかい場所で保温して作るんです。アルコールは一切入らない。だから赤ちゃんからおじいさんおばあさんまで、みんなが飲めるんだよ。お母さんの時代からの定番ですね。米麹の酵素がね、ご飯のでんぷんを糖に変えてくれる。その仕組みを「甘くなる」って感じるわけです。栄養満点で、ビタミンB群・アミノ酸・ブドウ糖がたっぷり入ってるんですよ。
酒粕甘酒(さかかすあまざけ)
こっちはね、日本酒を作るときに出る「酒粕」を使うんです。酒粕に砂糖と水を混ぜて温めるだけ。米麹甘酒より作り方は簡単だけど、少しアルコール分が残ることもあります。ただね、加熱してアルコール分は飛ばしちゃうから、大丈夫。酒粕には、米麹と同じように発酵のパワーが詰まってるんですね。
うちはね、冬は酒粕甘酒、春から秋は米麹甘酒と使い分けてるんです。理由はね、冬は酒粕が手に入りやすいし、夏は米麹で作った方が、さらりとして飲みやすいからですよ。
米麹甘酒の作り方〜炊飯器で失敗なし〜

では、米麹甘酒の作り方をね、詳しく説明しますね。炊飯器を使うと、温度管理がらくらくなんです。おじいさんがね、「甘酒を保温しておいたら『いつでも飲めると思って』毎日こっそり飲んでた。減るわけよ」って言われてね。それだけ美味しいってことなんだけど、まあ、夫の食い意地には困ったもんだよ。
材料と分量(できあがり約1リットル)
・ご飯:200g(炊きたてが一番いいけど、冷めたご飯でもいいですよ)
・米麹:200g(生の米麹を使ってください。乾燥麹でも大丈夫ですが、その場合は100gでいいんですよ)
・水:400ml(ご飯の固さで調整してね。水が少ないと甘さが濃くなります)
・塩:ひとつまみ(これ大事。塩があるとね、腸の働きがよくなるんです)
手順
1. ご飯が温かいままだったら、そのまま炊飯器の内釜に入れます。冷めたご飯なら、ぬるま湯でほぐして、固さを調整してください。
2. 米麹を加えます。ここでね、麹をぱらぱらっと散らすように入れるのがコツだよ。ダマになっちゃうと、麹の酵素が働きにくくなるんですね。
3. 水を加えて、塩ひとつまみを入れます。全体をさっくり混ぜてね。
4. 炊飯器の内釜に温かい水を張った外釜に、内釜を入れます。もしくは、保温モードで55〜65℃の温度を保つんです。ここが大事なところだよ。温度が高すぎるとね、麹の酵素が死んじゃう。温度が低すぎると、発酵が進まないんですね。
5. 8〜12時間保温します。最初の2時間ぐらいは、30分おきに混ぜてね。あとは時々覗く程度で大丈夫。朝に仕込んで、夜中にできあがる感じですね。
6. できあがったかどうか、確認してみます。ご飯つぶがね、どんどん甘くなるんですよ。一粒かじってみて、甘さが出てたら完成。

ヨーグルトメーカーを使った米麹甘酒
炊飯器がない、もしくは他の用途で使ってるって人はね、ヨーグルトメーカーがね、最高なんですよ。温度管理がもっと細かくできるからね。ヨーグルトメーカーの設定温度を60℃にして、8時間セット。あとはね、ほったらかし。朝にスイッチを入れたら、昼ごろには完成してますね。
お仕事で忙しくても、週末だけでもね。土曜の朝に仕込んで、土曜昼にはできあがり。日曜、月曜の朝に一杯飲む。それだけで体が変わるんですよ。
酒粕甘酒の作り方〜簡単で早い〜
酒粕甘酒はね、もっともっと簡単なんですよ。酒粕さえあれば、15分でできます。
材料(1杯分)
・酒粕:30g
・砂糖:大さじ1(好みで加減してね。甘めが好きならもう一杯、さっぱり好きなら減らしてね)
・水:200ml
・塩:ひとつまみ
手順
1. 水を鍋で温めます。冷たいままだと、酒粕が溶けにくいんですね。
2. 酒粕をはさみで刻んで入れます。酒粕ってね、固いでしょ。だから細かくしておくと、溶けやすいんです。
3. 砂糖と塩を加えて、混ぜ混ぜ。弱火で2〜3分温めます。沸騰させないでね。
4. できあがり。ザルで漉して、グラスに入れたら完成ですね。
酒粕はね、スーパーの酒コーナーに置いてあります。冬の今が一番手に入りやすい時期だよ。まとめ買いしておくと、春まで冷蔵庫で持ちますからね。
しずえさんの発酵・保存メモ
「飲む点滴」と言われる甘酒。その理由はね、栄養にあるんです。
米麹甘酒には、ブドウ糖・ビタミンB1・B2・B6・葉酸・パントテン酸・イノシトール・アミノ酸・オリゴ糖が含まれているんですよ。昔は点滴をする技術がなかったから、甘酒を飲ませた。実は、点滴の栄養組成と、甘酒の栄養組成がね、すごく似てるんですね。だからこそ「飲む点滴」って呼ばれるようになったんですよ。
今の言葉で言うと、甘酒は腸活食なんです。米麹に含まれるオリゴ糖と食物繊維が、腸の中の善玉菌のご飯になるんですね。善玉菌が増えると、免疫力がアップするんですよ。AIのしずえが調べたところでは、毎日甘酒を飲んでる人は、風邪をひきにくいってデータもあるんです。
失敗しやすいポイント
・温度が高すぎる:麹の酵素が死んじゃいます。60℃以上は避けてね。
・温度が低すぎる:発酵が進まないんです。50℃未満だと時間がかかります。
・途中でかき混ぜすぎる:最初の2時間だけ。あとは触らないのがコツだよ。
・米麹がダマになってる:酵素が働きにくくなります。散らすように入れてね。
保存方法と期間
米麹甘酒はね、できあがったら、瓶に入れて冷蔵庫で保存します。3〜5日で飲み切ってください。もし長く保存したかったら、冷凍庫へ。1ヶ月は持ちますね。飲むときは、自然解凍してからね。
酒粕甘酒もね、冷蔵庫で1週間は大丈夫。でも、飲んでる途中に、うっかり飲み忘れちゃうんですよ。そんなときは、製氷皿に入れて凍らせておくといいんです。「アイスキャンディー甘酒」みたいになってね。けんちゃんがね、「冷たいからいい」って言ってました。
最近の話題:腸活ドリンクの広がり
最近ね、野村乳業とワッフル専門店のコラボで「腸活ドリンクを使ったお菓子」が出たり、甘酒のような発酵ドリンクが、おやつやスイーツの材料として使われるようになってきてるんですね。昔は「飲み物」だけだったのに、今は「食べ物」にもなってるんですよ。時代が変わってもね、甘酒の価値は変わらないんです。むしろね、もっと広がってる。嬉しいじゃないですか。
甘酒を使ったアレンジレシピ
できあがった甘酒をね、そのままゴクゴク飲むのもいいけど、アレンジもいいんですよ。
朝のホットドリンク
甘酒を温めて、おろし生姜をちょこっと入れてね。冬の朝、目が覚めるんですよ。
スイーツの甘み
パンケーキの生地に甘酒を混ぜたり、プリンの甘みに使ったり。砂糖の代わりになるんです。
塩麹・醤油麹のベース
米麹甘酒をね、塩漬けにしたら塩麹になるんですよ。それはまた別の話ですが。
はるちゃんがね、甘酒でパンケーキを焼いてあげたら、ぱあっと目を輝かせてね。「おばあちゃん、これ砂糖を入れてないの?」って聞いてきたんですよ。「そうだよ、麹さんが甘くしてくれたんだよ」って説明したら、ふんふんと納得してました。
しずえのおすすめ道具・食材
米麹を選ぶときはね、「生の米麹」を選んでください。乾燥麹でもいいけど、生の方がね、香りがいいんですよ。冷蔵コーナーに置いてあることが多いですね。ネットでも買えます。
ヨーグルトメーカーはね、一台あると便利ですよ。甘酒だけじゃなくて、ヨーグルトも、塩麹も作れるんですからね。
Amazon で見る(米麹)
Amazon で見る(ヨーグルトメーカー)
Amazon で見る(市販の甘酒との比較用)
甘酒を飲み始める前に知っておくこと
「甘酒は甘いから、ダイエット向きじゃないでしょ?」って聞かれることがあるんですね。でもね、甘酒の甘さはね、麹が作った自然な甘さなんですよ。砂糖じゃないから、血糖値の上がり方が違うんです。むしろね、麹に含まれるオリゴ糖が、腸を整えるから、代謝がよくなるんですよ。
朝一杯、昼一杯。無理なくね、毎日続けることが大事なんです。やることね、そのうち習慣になるんですよ。おじいさんだって、最初は「何だこれ」って言ってたけど、今はね、朝に一杯飲まないと機嫌が悪いんです。困ったもんだよ。でも、それだけ体が甘酒を欲しがってるってことなんですね。
「難しそう」「失敗しちゃったらどうしよう」って思う人もいるかもね。でも、甘酒はね、失敗がほとんどないんです。温度さえ気をつければね。一度やったら、やみつきになりますよ。


